2014年8月31日日曜日

続々続・ウルトラマン・ナイト



ウルトラマンの前にはウルトラQという番組もありました。
確か、小学校1年の時です。
他のみんなはどうだったか知りませんが、私はものすごく怖かった。
特に第1話と第2話。
第1話のゴメスはイスに隠れながら観ていました。
怪獣自体はエレキの若大将/怪獣大戦争の2本立てを既に観に行ってましたので好きだったのですが(それでもキングギドラは怖かった。)、話がリアルに感じたからか、人間の敵だったからかゴメスは怖くて仕方ありませんでした。
でも、ゴメスは洞窟に行かないといないので、身の危険を感じるほどではなかったのか、物語を最後まで見ることができ、ゴメスが倒されたので最終的には安心できました。
最高に怖かったのが第2話「五郎とゴロー」です。
この物語に出てきた巨大猿ゴローは、洞窟にしかいないゴメスと違って、ロープウェイの線か電線かを伝ってものすごいスピードで移動していました。
観ている自分にとっては、今にも自分の家までやってきそうで、逃げる準備しなくていいのか?と、迷うほどでした。
怖くてもう観れなくなり、途中でやめました。
結末を知らないので、翌日パン屋さんに行ったときも、常に後ろを振り向いて、電線にゴローがいないか確認してました(笑)
あとは、バルンガですかね~
「バルンガ」が放送された日は本当の天気も暴風雨だったような気がするのは私だけ?
翌日の朝、太陽があるかどうか確認しましたよね?
後期の作品では「悪魔ッ子」が怖かったですね~
あの頃は、毎日、起きたときに枕に血がついてないか確かめていました。
親にも相談できない恐怖と戦ってましたね(笑)
ウルトラマンになってからは、怪獣が出てもやっつけてくれるという安心感があったせいか、怖くなくなりました。
本当に、頼もしいヒーローでした(^_^) 

2014年8月30日土曜日

続々・ウルトラマン・ナイト


自分の子供の頃って、しょっちゅう目にゴミが入ってました(笑)
道が舗装されていなかったからだろか?
それとも、故郷は風が強かったのかな?
当時、我が家ではリアルタイムでウルトラセブンを見ることができませんでした。
ウルトラQ、ウルトラマンは見せてもらえたし、その次のキャプテンウルトラも観ていましたが、たぶん、キャプテンウルトラがだんだんつまらなくなって観なくなったんじゃないかなぁ~
いつの間にか、その時間はニュースの時間となり、自分にもあまり不満はなかったのですが、ウルトラセブン登場により事情が変わります。
当然、自分としてはニュースじゃなくてウルトラセブンにしようと必死の訴えを行いましたが・・・
一度手放した権利は返還されませんでした(^_^;)
だから、セブンに関しての小さい頃の思い出ってあまりないんですよね(笑)
放映開始前に期待をあおられた記憶ばかり。
悔しかったのが、セブンの方がウルトラマンよりスペックが上と思われたこと。
確か、飛行速度がかなり速く、武器も多かったはず、そして、時間制限もなかった。
ウルトラマンファンの自分としては複雑な気持ちでした。
本格的にウルトラセブンを観たのは、高校時代の再放送でした。
しかし、その時の興味は・・・というと、セブンよりアンヌかな(^_^)

(つづく)

2014年8月29日金曜日

続・ウルトラマン・ナイト


リアルタイムのウルトラマンに関して、思い出したことがもうひとつあります。
それは最終回の日。
その日私は、親から床屋に行ってこいと言われます。
おそらく、翌日が始業式か何かだったんではないでしょうか?
自分としては十分時間の余裕を持って行ったつもりでしたが、そういう事情で混んでたんでしょうね~
予想以上に待たされてしまって、理髪台に乗ったときに番組がスタートしてしまいました・・・(^_^;)
その床屋さんには小さなテレビがあり、ウルトラマンを放映していましたが、微妙に奥の方に設置してあって、自分の目の前の鏡にさえ映りません。
振り向いて観たくても、小さくて気も弱く、怒られるのが怖くて黙って前を向いていました。
そして、絶対に見逃せないウルトラマンがゼットンに倒されるシーンも無情にも音声だけ聴くことに・・・
ちょいうどゾフィーが出てきたくらいに散髪が終わって、「ハヤタ・・・(エコー)、おまえは・・・(エコー)」というところだけ観ました(^_^;)
「怪獣無法地帯」に続く痛恨の出来事でした・・・(笑)

(つづく・・・)

2014年8月28日木曜日

ウルトラマン・ナイト


ある日NHKBSで、「熱中夜話」というのが始まりました。
第一回目のテーマは「ウルトラマン&ウルトラセブン」。
自分にもストライクの話題でした。
敵キャラベスト10みたいな内容でしたが、私も思い出しました、いろいろと(笑)
ウルトラマンの序盤の目玉ストーリーに「怪獣無法地帯」というのがありました。
この回は、いつもは1体しか登場しない怪獣が、レッドキングやピグモンを筆頭にいっぺんに5体も登場する回で、雑誌などでさんざんあおられていた私は、子供心に楽しみで待ち遠しくてたまらない回でした。
ところが、今か今かと待っていたその夜に、目にゴミが入ってしまい、普段なら簡単にとれるそのゴミが、その日に限ってなかなかとれずに目を強くこすっていたら目に傷をつけてしまったらしく、痛くて目が開かなくなってしまいました。
日曜だったんですが、祖母が医者だったコネで、無理言って目医者さんに見て貰いましたが、無情にも診察中に放映時間がきてしまい、一番楽しみにしていた回をミス。
当時は家庭用ビデオなんていうものが普及する何年も前のできごとなので、そういうことがあると、もう取り返しがつきません。
残念で残念でたまりませんでした(T.T)
ただ、目が見えるようになった瞬間はウルトラマンのことも忘れてホッとしましたけど・・・
子供心には、もう二度と目が見えなくなるんじゃないかと本気で心配していましたので(笑)

(つづく)

2014年8月27日水曜日

花のようなエレ


中学の頃にはよく、観に行く映画を、先行してリリースされた音楽を聴いて決めたりしていました。
当時、家にステレオのある友人がおり、その友人ちにあったレコードに入っていた曲が、封切り前の「ブラザー・サン、シスター・ムーン」。
そして、そのLPのジャケットの表紙になっていたのが、後に手紙をもらった主演女優です(^_^)
ですから、観に行った最初の動機は、内容ではなく、音楽と主演女優見たさだったわけですね(^_^;)
そして、そのLPの中にもう一曲だけ、封切り前の映画の主題歌でグッとくる曲が。
その映画の題名は、「花のようなエレ」。
ロジェ・バディム監督作品で、当時は金曜イレブンで紹介されるなど、そこそこ話題になっていましたが、「ブラザー・サン・・・」とはちがい、いつしか忘れ去られる映画となってしまいました。
かくいう私も、その主題歌がとてもいい曲だったという記憶だけはあるんですが、どんなメロディラインだったか全く思い出せぬまま月日を重ねてしまい、今まで来ていたのですが・・・
過日、ついにDVD化されたという情報を得て、さっそく借りてきてしまいました。
メロディを確かめるために。
約35年振りに聴きましたね~
懐かしかった~
そしてやっぱりとてもいい曲でした(^_^)
映画自体も、自分の持っていた印象よりずっとステキな映画でした。
1972,3年の映画って何とも言えない雰囲気がありますね~
今とどこが違うっていって、そんなにたいして違わないと思うんですが、今よりちょっとだけピュアな精神世界の部分が大きかったのかなぁ~
エレの相手役の男優さんが、「新・個人教授」の主演男優と一緒だったので、それも懐かしかったですね(^_^)
驚いたことに、最新リリースのDVDだからか、映像の質感に妙にリアリティがあって、あの頃にタイムスリップしたような感覚にとらわれました。
すっごく、不思議。

2014年8月26日火曜日

黄金の映画音楽館2


過日BSで「黄金の映画音楽館2」を見ました。
ちょうど、我々の世代の半昔くらい前の、映画音楽のスタンダードで、
子供の頃に聴いたなぁ~という感じの曲揃いでなかなかジンとくるものがありました(^_^)
タイトルバックに「ロミオとジュリエット」の映像が流れたと思ったら、いきなり布施明が「80日間世界一周」のテーマ曲を歌ってました(^_^;)
さすがに「ロミオとジュリエット」は別の人が歌っていましたが、小堺一機に話をふられて苦笑い。
初めて知ったのが、コール・ポーターの「True Love」という曲が「上流社会」という映画の主題歌だったこと。
ビング・クロスビー、フランク・シナトラ、グレース・ケリー主演の生まれる前の映画でした。
オリビア・ハッセーはギリギリ守備範囲ですが、ここまでいくともうわかりません。
外資系企業のサラリーマンだった頃、NYに仕事ともご褒美ともとれるような旅に出かけました。
その時の宿が、ウォルドルフ・アストリアで、階下にピーコック・アレーというピアノバーがあり、コール・ポーターゆかりの店と聞いていました。
言葉もたいしてしゃべれないので、おとなしく呑んで演奏に耳を傾けていたところ、ピアニストの女性が気にかけてくれて、簡単な英語と身振り手振りでリクエストをきいてくれました。
とまどいながらも「True Love」と伝えたのですが、コール・ポーターゆかりの店で好きな曲を弾いてもらえたことが大変嬉しく、その異国の地でのささやかなふれあいと共に、一生忘れられない曲となっています。
そんなことを、久しぶりに思い出しました(^_^)

2014年8月25日月曜日

ミスティック・リバー


著名俳優の映画監督への転身というと、一時期はロバート・レッドフォードの印象が強かったと思います。
ところが、近年では完全にクリント・イーストウッドの独壇場で、このところのキネマ旬報の洋画部門のベストワン(ベストテンではなく)はイーストウッドのためのものとなっている程です。
3/1に、その中の作品のひとつ、「ミスティック・リバー」が放映されたので、録画して観てみました。
結果、ミステリーにひきつけられて凄かった。
最後まで、グングングングン観ちゃいました。
十分なおもしろさのある作品でした(^_^)
ショーン・ペンは風貌が、デ・ニーロっぽくなってきましたね。
ところで、クリント・イーストウッドは俳優を志す前はピアノを弾いていたそうです。
スタッフロールを見ていたら、音楽:クリント・イーストウッドとありました。
バックにピアノの小曲が流れていましたが、なかなか普通に素適な曲でしたよ(^_^) 

2014年8月24日日曜日

伝説のロック


過日BSで伝説のロック-全米歴代ベスト100後編をやってました。
ピックアップされた曲の映像はすべてライブ映像だったんですが、ビートルズの「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」のみイメージビデオのようでした。
そしたらその中に懐かしい顔ぶれが・・・
マリアンヌ・フェイスフルがでてました。
久々に見ました。
アラン・ドロンの映画に出てましたね。
高校時代テレビで見ました。
男の子を刺激する前宣伝がすごくて、満を持して見た!という感じだったのを憶えています。
そして、たぶん、パティ・ボイドも出てたんじゃないかな?
「いとしのレイラ」その人ですけど。
昔から露出が少なくて私もハッキリ顔を知りませんでしたが、たぶんパティじゃないかと思います。
貴重な映像でした。
「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」が1967年でその前に放映された「ヘルプ」が1965年。
たった2年ですけど、ビートルズが全然違うのに驚かされます(^_^;)

2014年8月23日土曜日

秒速5センチメートル

こないだ「猫の集会」を観たら、どうしても気になってしまって、新海誠の「秒速5センチメートル」を借りてきてしまいました(笑)
確かに中学生の時は外で手紙読みましたね~(^_^)
届いてもすぐには読まずに、翌朝早起きして噴水の前のベンチに行ったりして・・・
男の子って、あまり卒業式の日に女の子とふたりきりで過ごそうとはしないものだと思いますが、これが最後かと思うとそういう憧れがないわけではなかったかな?
男にとって、青年の時に好きだった女の子の思い出は一生モンですから。
時間が経ち距離が離れてもお互い同じ思いでいられるのは夢ですね。
自分は変わらないと思っていても、知らぬ間に別の印象を相手に与えてしまうんだろか。
新海誠って、電車と弓道とチョビが好きみたい(^_^)
特典のインタビューも見ましたが、ものすごく繊細さを感じました。
製作期間1年半でわずか1時間あまりの作品です。
クオリティはさすがに別次元ですね。

2014年8月22日金曜日

愛ふたたび~卒業旅行

過日BSで「個人教授」が放映されましたが、ルノー・ベルレーシリーズということで、「愛ふたたび」という映画も放映されました。
当時、ルノー・ベルレーは、本国より日本での人気が傑出していたようで、なんと市川崑監督、浅丘ルリ子共演の日本映画です。
もう一本、小川知子と共演の海っぽい映画もあるはずで、こちらの方は、「ブラザー・サン、シスター・ムーン」のブロマイドを取り寄せたりした通販のカタログに載っていたので知っていました。
日本映画に主演した当時の外タレというと、あとはマーク・レスターでしょうかね。
確か、「卒業旅行」という日本映画に主演していると思いました。
共演、山添多佳子。同級生なんですよね~(^_^)
「愛ふたたび」、ルノー・ベルレー以外の見所というと当時の東京の街並みでしょうか?
パリも出てきますね。
劇中に、東京はパリとは違って広くて人も多いというようなことを浅丘ルリ子が言うんですが、気になってどれくらいなのかを調べてみました。
なんと、パリはとても小さくて、大まかに言って10キロ四方しかありません。
札幌オリンピックの際に開通した札幌の地下鉄。
真駒内~北24条、琴似~白石。
これで約10キロ四方です。
支笏湖の大きさの2割増し程度しかありませんでした。
そこに二百数十万人が住んでおり、様々なランドマークがあり、商業施設があり、公共施設、教育施設、交通施設などもあるわけです。
おつりなしって感じですね(^_^)

2014年8月21日木曜日

個人教授-忘れていたストーリー、音楽


過日BSで、「個人教授」が放映されたので、何十年ぶりかに観ました。
ものすご~く久しぶりに観たんで、いろいろ忘れてたことがあって・・・
自分の中の記憶では、ナタリー・ドロンの心の隙間をルノー・ベルレーが埋めだして、スキー場で契る寸前まで行くんだけど、タイミングの悪い電話で心変わり。
悶々とするが、チャンスは二度とやってこず、大人の男に勝てぬまま悲恋に終わる。
そんな印象でした。
ところが観てみたら、セカンドチャンスがちゃんとあり、本望を遂げてました。
かつ、どちらかといえば大人の男との勝負にも負けてませんでしたね(^_^;)
昔観たときに、スキー場での寸止めがよっぽど印象に深かったものと思われます(笑)
もうひとつ、音楽の方ですが、メインテーマは忘れようにも忘れられないくらい印象的ですよね。
でも今回、スキー場なんかで流れるサブテーマの方にも聴き覚えがあって驚きました。
懐かしさという点ではこちらの方でした。 当時は(といっても観たのは高校生の時あたりのテレビだったと思いますが・・・)アラン・ドロンの大ファンで、ナタリー・ドロンは自分の描くアラン・ドロンの妻像と違っていました。
離婚したこともあり、アラン・ドロンを不幸にした人だって思ってましたから、ナタリー・ドロンは好感度低かったです。
なんとなくクールに見えましたし・・・
しかし、今になってみると、やっぱりちょっとぞくぞくしちゃいますね。
ロードショーの人気投票では常に上位に来てましたから、日本人は結構やられてたと思います(笑)

2014年8月20日水曜日

博士の愛した数式-黒澤明との融合


過日BSで、「博士の愛した数式」を見ました。
小泉堯史監督の作品は、「雨あがる」であまりの黒澤映画っぷりに驚かされたのですが、「阿弥陀堂だより」では独自色に拍子抜けしていました。
ちょっとぬるくやさしくなったなぁ~という印象で。
今回も独自色なんだろうなぁ~との予想から観るのを控えていたんですが、観てみてよかった。
今回のは何でもないようなシーンに緊張感がある上、そこに小泉監督のやさしさやほのぼのとしたものが加わって、いい形で黒澤映画と独自色が融合されてたように感じました。
この緊張感を保つにあたって、うまく作用したのが、博士の存在なのかな~
黒澤映画には、緊張感をただよわす登場人物が不可欠なんじゃないだろか?
ところが、現代劇を撮ろうとすると、普通の現代人にはあれほどの緊張感を持った人間ていないんですよね。
「阿弥陀堂だより」がゆるかったのは、寺尾聰の役柄がギリギリの宿命を持ったような人物じゃなかったからかもしれません。
だから、古典芸能のシーンばかり緊張があふれていて、ドラマのシーンが緩く感じちゃうんだろな~
今回は、古典芸能のシーンの方が緩く感じるくらいでした。
どちらかといえば黒澤映画は、壮絶なラストシーンみたいなものを楽しむ映画ではなくて、途中のなんでもないようなシーンが非常に面白い映画と感じます。
そのことは、鉄道マニアの旅行の楽しみ方のようなものとちょっと似てるんじゃないかな~?
例えば、札幌から有馬温泉にはいりに行くとします。
普通の旅行者は、有馬の金泉銀泉につかっていい気分になることや、温泉施設で遊興することを楽しみにしますよね。
札幌から有馬までの行程は、ただのおまけで疲れる作業でしかなく、できるだけ早く過ぎ去って欲しいものであるはずです。
しかし、鉄道マニアにとってはその行程こそが旅の醍醐味な訳です。
快速エアポートのUシートはどうなってるとか、関空から大阪市街までは、前回南海ラピートだったから今回ははるかで行こうとか、弁天町で乗り換えしたら思いがけず交通博物館があったので寄ってみたとか、ちょっと遠回りだけどテクノポート線やニュートラムにも乗れるルートで行ってみようとか、有馬までは行きはケーブルカーとロープウェイ乗り継いで帰りは神戸鉄道と北神急行乗り継ぎの別ルートにしようとか・・・
もちろん、クライマックスである有馬温泉が楽しければ申し分ないわけですが、その過程でもう十分楽しんでいるので、その時点でもとをとってしまっているんですね。
「博士の愛した数式」も、ラストシーンにいたる過程までに十分、いい心地にされてしまっているので、ラストはいいにこしたことはないけれども、特にそこで猛烈な感動が襲ってこなくても、いい作品だったなぁ~と思えるんですね。そういうところも黒澤映画らしいと感じました。
劇中、寺尾聰と深津絵里など少人数だけが登場するシーンの他に、少年野球のシーンがあります。
そのシーンは、役者としてコントロール不能な多人数が画面に登場する場面となります。
そういったシーンにまで緊張感を持たすことだけは、さすがに黒澤天皇のような権威がないと無理なのかも知れません

2014年8月19日火曜日

クローズド・ノート-沢尻エリカ、バッシングの向う側


沢尻エリカの言動で揺れた「クローズド・ノート」を鑑賞しました。
もし、この騒動が原因で、この映画を観ないという人がいるならば、それは非常にもったいないことだと思います。
一冊の日記帳を介して、二人の女性の恋愛が交錯するという設定はドラマ的ですが、それぞれの女性の恋愛の進行の仕方はとてもリアルに感じました。
特に沢尻エリカの方の落ち方がいかにもで、あんだけキレイな子に対しても、あんな風にすればいいんだ~って、しばらく反芻していました(笑)
あんなんで落とされてって、すんごくくやしかった。
しかし、その恋心が、密かにだけど着実に深まっていく姿は非常によかった。
それは、沢尻エリカ側だけではなく、竹内結子側も同様です。竹内結子側には人間的な深まりもありました。
読み進められる日記と歩みを合わせるように、自然に成長する愛しい気持ちがていねいに時間をかけて描かれており、そういう時間に身をゆだねていることが心地よく感じました。
だってその時間は、心の中で起こる出来事としては、一番ドキドキもして楽しい時期じゃないですか?
結論なんていらないから、ずっとこのままで物語が終わってたら、幸せな気持ちのまんま帰れるな~って感じです(^_^)
私も高校生の頃は日記書きでした。
日記書きにとっては、映画の最後に出てくる日記の答え合わせみたいなことは、夢なんですね。
日記というのは、基本的には自分自身に対して書きます。
対象の読者は未来の自分。
しかし、それ以外に、どうしても自分の一番愛しい人へのメッセージを書いてしまいます。
自分に満ちる思いを永遠に憶えておきたい。
いつか恋が成就した日に、過去に想ったあふれんばかりの気持ちも一つ残らず伝えたい。
その日のプレゼントにしたい。
そんな風に思って書くんだと思います。
この映画のちょっとだけ残念なところは、その答え合わせの所に書いてある人物像と登場人物から受ける印象が半分しか合っていないことかなぁ。
もしそこがピッタリだったら、きっと涙が止らなかったと思います。
しかし、私には、その途中の話だけで十分に幸せな時間を過ごせました(^_^)

2014年8月18日月曜日

あ・うん・・・もうひとつの黄金のトライアングル

実らないとわかってても・・・人は惚れるんだよ   高倉健
TSUTYAYAの会員カードの更新時期が来たので行ってきました。
無料で一本借りられるというので何にしようかな~と店内をひとまわり。
そういえば、「あ・うん」て、黄金のトライアングルだったんじゃ~と思い借りてみたらBINGO!
やっぱり“黄金のトライアングル”はいいですね~(^_^)
※“黄金のトライアングル”については「冒険者たち」の項を参照
しかも、今回はちょっとおとなの“黄金のトライアングル”だから、また最高ですね(^_^)
三人のシーンはもちろん、親友と二人で髭をあたりにいくエピソードもよかったですね~
髭剃りなんて、しかたなくやるもんだと思ってましたが、うらやましいくらい楽しげでした。
自分もいつかあぁやって髭をあたってみたいですね(^_^)
昭和の家も懐かしかった~

2014年8月17日日曜日

ネバーランド・・・ジョニー・デップは織田裕二?

友人がちょっと前に持ってきてくれていた「ネバーランド」のDVDがあったので観てみました。
実は私、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズは未見で、たぶんジョニー・デップは初体験でした。
「踊る大捜査線」の再放送も見ているせいか、頬から口元にかけての感じが織田裕二っぽいな~と思いました。
ラストのベンチから眺める、前方に連なる緑の木立のシーンが好きですね。
こういうシーンを見ると、同じような風景を見つけると、いつまでもず~と先の方を見つめていたいという気になりますね~
できれば二人で、と、思いますがこういう気持ちを共有するのって非常に難しいですよね。
自分の思い入れのある場所に連れて行っても、大抵は相手と自分に受け止め方のギャップがありすぎて、逆に物足りなさを感じちゃうことが多かったですね。
自分一人で見たときは、涙が出んばかりに気持ちが盛り上がるのに、二人の時は自分ほどではない相手の様子にちょっとしらけてしまって・・・
ベルトリッチの「シェルタリング・スカイ」にそんなエピソードが出てきてて、わかるな~って思ったのを想い出します。
最初に思い入れを感じたときの時間を共有していれば、二人で同じ気持ちになれるのかな?

2014年8月16日土曜日

カリブの熱い夜・・・MTVの始まり

朝、ラジオからフィルコリンズの「カリブの熱い夜?」が流れてきました。
高校時代の曲ではないですが、ちょっと懐かしいと思いました。
何故かというと、この曲が流行ったくらいの時期にようやく一般市民がハイファイビデオデッキを購入することができるようになり、同時期にMTVなる番組が日本でも流れ始めたんですね。
高校時代カセットにしてたと同じ様に、ビデオテープにクリップをコレクションしてました。
当時はまだ、フライングイレースなる機能がデッキに搭載されておらず、つなぎ目で必ずレインボーノイズが出てて気になってましたけど(^_^;)
その当時の代表的な曲ですね。
私はこの曲でフィルコリンズを初めて知りました。
ネットでしらべたら手に入れられたので、今日は会社でも聞いています。 マライアキャリーと誰かとのデュエット版もありました(^_^)

2014年8月15日金曜日

バック・トゥ・ザ・フューチャー


「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズが描いた未来まで、あと1年となりました。
もし、仮に「好きな映画」ではなく「完璧な映画」は何か?と、問われたら、私はいの一番にこの映画を挙げます。
なぜなら、この映画には、SF、学園物、ラブロマンス、友情、親子愛、ハラハラなど、およそ映画が面白くなると思われる要素のほとんどが入っているからです。
過去と未来にタイムパラドックスの設定もパート2等に比べると単純でわかりやすいものでしたし。
様々な伏線も含めて楽しめる要素満載ですよね(^_^)