2014年9月20日土曜日

隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS


オリジナル版で言う千秋実が主役(松本潤)と聞いていたので、黒澤ファンとしてはあまり興味がなかったんですが、空いた時間に肩肘の張らないものが観たいと思って観てみました。
結果、長澤まさみに“ひでちゃん”効果(「新選組!のひでちゃんのように女の子が男の子に変装)があって、ちょっと新鮮でした。
もし、長澤まさみがなで肩じゃないのがちょっと気になってた人がいたら、男の子の着物で、そこらへんが目立たなくなっているので、かなりおすすめです(^_^)
声も気張って出していて、普段のような妙に甘ったるい口調もなく、好感が持てました。
ただ、プリンセスは最後まで気高く、心の揺れもローマの休日のアン王女の程度にとどめてくれたほうが、逆に夢があるかな~
ちょっとよろめきすぎのような気もします。

余談ですが、観てて思ったんですけど、手塚治虫の「バンパイヤ」の主役ロックこと間久部緑郎(まくべろくろう)という名は、黒澤のこの映画とマクベスの合体じゃないだろか? 

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